今、銭湯がアツイ by KK

日本人と言えばお風呂が大好きな人種。
毎日湯船に浸かるのは体だけでなく心の健康にもとても大切だと言われています。
とはいえ毎日お風呂の支度をするのは面倒・・・
そんな人は、銭湯に行きましょう！
今、銭湯が若者たちの間で空前のブームとなっています。
今日は銭湯を舞台に行われている様々な取り組みをご紹介します。

中野区にある「昭和浴場」は、美容に効果があるという
備長炭風呂を取り扱っている銭湯ですが、人気の秘密はそれだけではありません。
お風呂あがりに休憩室で休んでいると、突然マジックショーの始まり始まり！
このマジシャンは３代目昭和浴場経営者・田島純浩さんこと「タジマジック」さん。
ショーの合間は番台に座っていますが、実はプロのマジシャンなのです。

お風呂でゆっくりリラックスした後、無料でプロの芸が見れるなんてなんともお得！
ちなみに年末はカウントダウンマジックショーが毎年開催されているよう。

吉祥寺の「弁天湯」は、創業昭和21年の古き良き銭湯。
泡風呂、電気風呂、毎日変わる薬湯とお湯の種類が豊富なところです。
ここでは、６年前から銭湯の休館日を利用して、「風呂ロック」という
音楽ライブや落語など、さまざまなイベントを開催しています。

銭湯と言えば壁画には富士山の絵が描かれているのがお約束ですが、
この富士山を大人気風呂漫画「テルマエ・ロマエ」とのコラボで、
漫画に登場するイタリアのベスビオス火山に描き変えてしまうという
驚きのライブペインティングまで開催しています！
銭湯イベントはいつも大盛況だそう！

さらには、銭湯好きが高じて、銭湯を応援するべく活動を始める若者たちも続々登場。
「「乙女湯のたしなみ」湯のたしなみ」は、都内の女性グループ。
次々と廃業に追い込まれる銭湯を目にしながら、自分たちにできることは何かないのか、
もっと「銭湯と煙突がある街」を好きになってほしいと、
東京に限らず、各地の様々な銭湯で活動を続けています。

銭湯で体験するヨガやフラダンスなど、女性のための銭湯イベント「乙女湯のたしなみ」を主催。
さらには銭湯と言えばお風呂上がりは牛乳ですが、
このイベントでは女性にうれしいデザートドリンクが提供されています。
また、イベントに併せてフリーペーパーも発行されています。

子供から大人まで楽しめる工夫がたくさんの銭湯たち。
たまにはお仕事帰りに、最寄の銭湯に寄ってみてはいかがでしょうか？
その独特の雰囲気に、思わずはまって違うこと間違いなしです！