どこまで挑む?! 限界ギリギリのスカイスポーツ by AK

空といえば、日常生活の中では見上げるもの。見下ろすとしても、
飛行機や気球に乗った時くらいでしょうか…。
世の中にはそんな空を舞台に、人間の限界まで挑むという、とにかく過激な
スカイスポーツが存在するようです。

中でも今注目されているのが、「ウイングスーツ・ベースジャンプ」。
体全体を翼のようにできる特殊な作りのウイングスーツでムササビのように
空を飛ぶものですが、ただ上空で飛び降りるのではなく、崖や渓谷、ビル
といった高い場所から飛び降りるというなんとも危険なスポーツ!

断崖などの障害物とスレスレの状態で飛んでいるスピードはなんと時速約100km!
衝突の危険性も高く、下手をしたら重症では済まないリスクも…。
ハリウッド映画のアクションシーンでも登場ていますが、現実世界ではスリル満点
どころではないレベル!ジャンパーたちには「そのギリギリ感」がいいのでしょうか…
チャレンジしたら人生変わりそうです…。

そしてこのベースジャンプ卓越するのが、スカイダイビングの「フリーフォール」。

「自由落下」という意味を持つこのフリーフォール、なんと成層圏から
飛び降りるという、スポーツの領域を超えたもの!
先月末には、フリーフォールに積極的に挑戦しているオーストリアのベースジャンパー、
フェリックス・バウムガートナー氏(42歳!)が、なんと高度約3万ートル上空
(飛行機が飛行する高度の3倍)からのダイビングに成功したんだとか…。
レッドブル主催のスカイダイビングプロジェクトの一環なんだそうですが、
もうスポーツと呼べるのかは謎です…。

こういったスポーツ、着地の時に重要なのがパラシュート。
しかしイギリスでは、なんとそのパラシュートを使わないスカイダイビングが!

今年5月に決行されたこのダイビング。挑戦者は用意された段ボールの
滑走露に無事着地し、見事世界初でパラシュートなしのダイビングに成功。
スカイダイビングには必須のパラシュートを使わないという発想がなんとも斬新!
マストだと思っていたものを取り払ってみたら、案外できてしまったりするものなんですね。

オリンピックを見ても思いますが、「限界にどれだけ挑めるか」は、スポーツ全般で共通に
言えることなのかもれません。こうして見ると、それを体当たりで挑戦して体感できる
というのがスカイスポーツの魅力なのかもしれませんね。
一生に一度はやってみる価値があるかも!?