珍動物ブーム by AK

「動物」と言うと、犬や猫など身近な存在を想像する方も多いと思います。
ところが最近では普段あまり見かけることのない、珍しい動物たちが
ブームとなっている模様。
家の近所にもヘビやコウモリ、ナマケモノなどを扱うなんとも怪しげな
ペットショップがありますが、そんなエキゾチックでどこか謎めいた
動物たちに出会えるスポットが今、注目を浴びているようです!

まず珍動物ブームの火付け役?!とも言えるのが、三鷹にある猛禽類のお店、
鷹匠茶屋」。

ワシやタカ、フクロウを間近で観れる昨年5月にオープンしたこのお店。
猛禽類の繁殖、販売から飼育指導まで行っているのですが、実はカレーや
生姜焼きも食べれる猫カフェならぬ猛禽類カフェ!
猛禽類を一目見ようと訪れるお客さんは週末では100人を超えるそう。
中には遥々香港から来た親子もいるんだとか!

意外にもお客さんの7割が女性だそうで、お茶やランチを堪能した後、
いそいそと「猛禽部屋」に移動してミミズクやタカなどを熱い視線で見つめ、
熱心に写真撮影しながら賑わっているんだそう。
魅力なのは、「つぶらなんだけど猛獣を想像する鋭い眼光」や
「羽根を広げたたくましい姿」だそうで、その姿に癒されている女性も多いとか。
中には猛禽類の魅力にどっぷりハマってしまう女性もいるようで、毎週会いに
行きたくなるほどのかっこよさは、ある意味「ホストクラブ」のような
アイドル要素もあるのかも?!しれません。

そして神奈川で話題のスポットが、横浜亜熱帯茶館

こちらは猛禽類ではなく、去年夏にオープンした日本初の爬虫類カフェ。
店内に並ぶケージや水槽、温室には、16種類、約40匹もの爬虫類と
両生類が飼育され、ちょっと理科室を思わせる雰囲気のなか、
体長が1メートルにもなる大トカゲや、アルビノのヘビ(突然変異で
全身が白いもの)などをお茶をしながら眺めることができます。

利用客によれば「動物園より間近でゆっくりと見れる」ことも爬虫類カフェの
魅力だそう。自由に触ったり写真を取ることができる「放し飼いエリア」には、
リクガメ3匹、トカゲ1匹が歩き回っているんだとか…。
爬虫類、というと男性人気かと思いきや、こちらも利用客のほとんどが
女性。特に20〜30代に人気だそうで、非日常を味わえるのも、
ツイッターなどSNS上でネタとして発信できるのも、人気の理由の1つ
なんだそうです。
好きな人にはたまらない世界なのかもしれませんね!

動物園でもペットショップでもない珍動物スポット。
間近で見る個性的な姿も、「普通」ではないかっこよさも、若い女性には
刺激的な「癒し」なのかもしれません!
かつて会社帰りのサラリーマンを癒した猫カフェの様に、休日のOLさんを癒す
メジャースポットとなっていくのでしょうか。
一度行ったら、意外とハマってしまうかも?!