スゴイトイレ by KK

皆さんにとってトイレとはどんな空間ですか?
自分一人になれる落ち着き空間・・・
考え事をするための空間・・・
など、いろいろあると思いますが、
最近はいろんな意味で「すごい」トイレがあるようです。

まずは、空間そのものが「すごい」トイレ。
今年4月に千葉県市原市では、自称(?)世界一大きいトイレを作り上げました。

広さはおよそ200平方メートル。
トイレ自体はガラス張りの空間・・・つまり丸見えですが、
トイレの周囲50Mにわたって高さ2Mほどの壁で囲ってあるので、
外からはちゃんと見えないようになっているよう。
設計を担当したのは藤本壮介さん。
昨年、「台湾タワー」の国際設計競技で最優秀賞を受賞するなど、
世界的に活躍している建築家です。
「ものすごい開放感が得られる」そうですが、個人的には
あまりの広さに開放感というよりはトイレをしている間終始不安になりそうです・・・。

お次に紹介するのは、「すごい」使い方ができるトイレ。
男性だけの特権、遊んで楽しめるトイレ、「トイレッツ」。
昨年開発されてから、すでに全国の居酒屋などに設置されているので、
男性の方はご存知の方もいらっしゃるかもしれません!?

トイレッツは、男性用小便器に店舗用電子POPが取り付けられており、
その画面を見ながら、尿の勢いや尿量を調節して(?)遊ぶゲーム。
トイレでそんなことして遊びたいのか!?と女性の私には軽く理解不能ですが・・。

このトイレッツは、ゲームに釘付けになってモニターを見ていると、
たとえば居酒屋のメニューなど、広告が次々と表示される仕組みになっています。
通常の紙媒体の広告に比べ、圧倒的に利用者の記憶に残るらしく、
お店側には大好評なのだそう。

さらにこのゲーム、なんと健康管理にも役立つのだとか。
ゲームを遊ぶことで、自分の排尿状態を客観的に見ることでき、
特に中高年の男性に見られがちな排尿関連の症状への自覚を促すことができるのだそう。
排尿関連の病気は自覚症状がなかったり、あってもなかなか泌尿器科受診につながらない
のだそうで、こうして遊びながら改めて自分の健康状態を確かめることが
できるのだそうです。

と、ちょっと変わったすごいトイレをご紹介しましたが・・・
なごむトイレ、遊べるトイレなど、
こうして見るとトイレという空間はいろんな風に利用できそうですね。
個人的には疲労回復するトイレやひらめくトイレなんかが
生まれてくれないかなーと期待しています!