進化するコンテンツ視聴スタイル byKK

この春から新しいコンテンツ視聴サービスが続々と始まっています。
今日は気になる新たなコンテンツ視聴スタイルをご紹介します。

まずは、最近そこら中で広告を見かける「NOTTV」。
名前からしてTVではないのだろうけど、一体何ができるものなのでしょう？

NOTTVは、2012年4月1日に開局した、日本初のスマホ向け放送局。
月額420円で今までのTVにはない機能やプログラムをいつでもどこでも楽しめる、というもの。
また、スマホならではの機能を活かして、コンテンツをSNSを介して共有できるのだとか。

サービスの内容を細かく見てみましょう。
まずチャンネル数ですが、思ったよりも少なく、今視聴できるのは３つ。
受信できる端末は今のところまだ２機種。
視聴できるエリアは関東・東海・関西都市部・九州と沖縄の一部と、まだまだ狭いですね。

現在、モニター機を借りて２週間サービスを試せるというキャンペーンをやっているようですが、
そもそもアプリが起動しない・充電の減りが恐ろしく早いなど、散々な評価のようです・・。
改善ポイント山積みのNOTTVですが、これからどうなっていくのでしょう。

お次は4月2日にスタートした、「もっとTV」。
スタート時期も名前もNOTTVとそっくりですが、
こちらはスマホではなく、テレビを端末として見るVOD（ビデオ・オン・デマンド）サービス。
民放キー局（日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ）の番組が見られます。
月額払いではなく、見たい番組だけを選んで購入するペイパービュー方式です。

実際にTVで放送中の番組と連動していて、過去放送回などを視聴できるそう。
うっかり見逃した番組も、これでキャッチアップすればまたリアルタイム放送についていけます。
ただし利用には、サービス対応端末（パナソニックビエラ／パナソニックディーガ）が必要。
TVを買い変えるのも新たにDVDレコーダーを買うのもなかなか大変なこと。
初夏にリリース予定のスマホ／タブレット版のアプリを待つのが良いかもしれません。

私が個人的にお勧めなのは「Hulu」。
こちらは2011年9月に日本上陸。
月額980円を払うと、インターネット上でハリウッド映画や海外ドラマが見放題！
日本映画・ドラマや、相変わらず大人気の韓流映画・ドラマもどんどんアップされています。
個人的には最近これでもっぱら「フローズン・プラネット」を見る日々です。
Huluを使うようになって近所のレンタルビデオ屋さんに行く頻度が激減しました。
スマホ用アプリもあるので、いつでもお気に入りのドラマ・映画を持ち歩けます。

いろいろなサービスを見てきましたが、コンテンツの充実度やデバイスを選ばないことから、
今のところ一番使いやすいのはHuluかと思われます。
でも月額料金を払う程は見ない・・・という人には、もっとTVも良いですね。
こちらはスマホアプリの操作の快適性に期待です。
ドコモ携帯を持っている人には、NOTTVもおもしろいのかもしれませんが、
コンテンツの充実度や利用時の快適性の向上に期待、でしょうか。

皆さんもご自分に合ったサービスで、楽しんでみてください！