おもちゃのトレンド 子育てもデジタル化?  by AK

今どきの子どもたちが遊ぶおもちゃには、どんなものがあるのでしょうか?
今年2月には、世界最大の玩具見本市のひとつと言われている
インターナショナル・トイフェアがニューヨークで開催され、
今年のトイ・トレンドをチェックすべく、
世界中から企業が集まり業界をにぎわせました。

そこで最近注目されているトレンドおもちゃのなかから、
個人的に気になったものをいくつかピックアップしてみました。
特に注目したいのが、ハイテクおもちゃたち。
特にアメリカではスマホタブレットの普及と共に、
子どものおもちゃにも「デジタル化」が押し寄せているようです。

・Barbie Video Girl (バービービデオガール)


バービーは通常25ドル、カメラ付きだと50ドル

ターミネーターの様なこのバービー人形、胸部に動画が取れるカメラ付き。
背中にはモニターもついており、コネクターで繋げれば
撮った動画をコンピューターにアップロードしたり、友達とシェアしたりすることが可能。
なんともハイテクです…。
Barbie Video Girl HP

・App BLASTER(Appブラスター)

Spin Master社のスマートフォンを装着するプラスチックガン
スマホ画面で拡張現実アプリを使って、敵を撃ち落とすもの。
おもちゃと言うよりはゲームに近い感覚なのでしょうか…

Game of Life(人生ゲーム)

Habro社から発売された人生ゲームはルーレット部分にiPadを装着し、
無料アプリをダウンロードしてプレイするもの。
人生ゲームのシンボルであるルーレットをワンタッチ、というのが新鮮です。
駒に名前をつけたり、手持ちの金額が分かりやすく表示されたりするほか、
ゲームの最後には人生ゲームで歩んできた「人生のアルバム」を見ることで
自分の人生を振り返ることもできるようです。

こういったおもちゃのデジタル化に伴って、アメリカではスマホタブレットを使った
「ガジェット子育て」をする親が増えているんだとか。

参考記事:「次世代ベビーシッターはiPad?テレビのお株奪う、米調査結果」(AFPBBNEWS)

日本では2年ほど前にiPhoneと絵本を組み合わせたハイブリッド本
「PhoneBook」が発売されています。
電車などでDSで遊んでいる子どももよく見かけますが、
アメリカのおもちゃトレンドは今後日本にも流れ込むのでしょうか?

「ガジェット子育て」が当たり前になる日も近いかも?!


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