世界各国「女子会」ブーム!? by AK

数年前に流行語となり話題となっている女子会。今や居酒屋だけでなくカラオケや
ホテルまでも「女子会プラン」なるものが登場し、平日の夜や休日を女性だけで
楽しく過ごす女性も多いはず。そんな中、海外では女性特化のレストランが増えて
いるのだとか。今回は海外の女性照準トレンドに注目です。

まずはアメリカ。アメリカといえば肉食大国で知られていますが、最近では
女性をターゲットとしたステーキチェーンSTK」が人気なのだそう。
コンセプトはシックなラウンジとモダンなステーキハウスの融合。DJが
盛り上げる店内では、スタイリッシュな雰囲気の中、友達とのおしゃべりを
楽しみながら思い切りお肉を堪能できるのが魅力なのだとか。

また、ドラマで人気のハリウッド女優エヴァ・ロンゴリアが先月末ラスベガスに女性向け
ステーキハウス「SHe」をオープンし話題に。ダイニング、ファッション、ナイトライフ
網羅したお店は、1920年代をコンセプトに、ダンスフロアやキャットウォークのほか、
ミラーやクリスタルのゴージャスな装飾も施されているのだそう。
大衆向けのステーキハウスではなく、こういったスタイリッシュな場所で、ちょっと
ラグジュアリーな気分を味わいながら、雰囲気もオシャレもお肉も全て楽しめるのがいいですね!

ところ変わってロンドンのSOHOのとあるレストランでは、仕事帰りの女性が気軽に
立ち寄れるようにと、女性専用レストラン「KC’z Bar」を来月オープンするのだそう。
完全に男性出入禁止、という訳ではないそうですが、「女性の望みを最優先」
とし、女性同士のネットワーク作りを大切するお店になるそうです。
ロンドンでは他にも会員制の女性専用クラブ「Grace Belgravia」 が昨年11月にオープン
したばかりで、こちらのお店ではスパやジム、スタジオ、ブティック、 サロン、レストラン、
バー、そしてなんと図書館までもが一つの建物の中にあるのだとか!

女性照準トレンドの波は欧米だけでなくアジアや中東にも到来。
中国河南省鄭州では、女性がくつろげる空間を提供するポリシーをもとに、
男性は女性同伴でなければ入店できないレストランが登場しているほか、
アラブ首長国連邦では昨年、女性が安心して食事できる場所を提供するため、
女性企業家が女性専用レストランを始めたそう。

こうしたレストランは、女性同士でコミュニケーションを楽しめる、まさに
「女子会」スポットとして、今後も増えていきそうです。
「女性専用」というと、日本にもカプセルホテルやシェアハウス、電車の車両などが
ありますが、海外ではレストラン、というのがユニークですね。
日本でも「専用」とまでは言わずとも、女性をターゲットにした焼肉屋や牛丼屋
などがあったら面白そうです!