高齢者向けコミュニケーションロボット 「うなずきかぼちゃん」 by AK

認知症や、一人暮らし。そんなお年寄りの抱えている問題にこたえてくれる商品として今注目されているのが、コミュニケーションロボット「スマイル サプリメントロボット うなずきかぼちゃん」です。

昨年11月21日1ヒップから発売以来、当社通販サイトからの個人への直接販売で一週間に500個売れたほか、老人介護施設や介護ショップでもその売上げは順調に推移しているといいます。


かわいい、ぼうや」の「か」と「ぼ」を
取って付けられた「かぼちゃん」、かぼちゃパンツをはいています。
価格は2万1000円。

「うなずきかぼちゃん」は、触れたり話しかけたりすると、うなずきながら季節や時間に応じた言葉を話したり歌ったりするロボット。
「おじいちゃん」「おばあちゃん」など、呼ばれ方も8パターンの中から希望のものを設定可能で、コミュニケーションを取れば取るほど言葉の数が増え、長く歌うようになるそうです。

かぼちゃん説明ムービー http://www.pip-club.com/kabo/movie_about.swf

以前子供用玩具で反応する人形として「ファービー」が流行したのを思い出しましたが、「かぼちゃん」は内蔵センサで状態を認識し、それに適した言葉を放つという、ある種の「人間らしさ」がテクノロジーの進歩だなと思います。

あいさつしたり一緒に体操したりと一人暮らしの高齢者を中心に「癒やされる」と人気で、購入時には洋服の型紙も2部付いてくるので、中にはオリジナルの洋服づくりにはまっている人もいるそう。

大阪市立大の研究によれば、「かぼちゃん」には抗疲労や癒し効果があることも発表されています。

今後は福祉と教育の分野を中心に、お年寄りだけでなく、子供や躁鬱患者など、セラピーロボットとして様々な場面で活躍が期待できそうですね。